二畳台

いつもありがとうございます。 電車通りの畳屋さん岡部栄太商店です

今日は長崎市の神社よりご注文いただいた「二畳台」という畳の紹介です。

 

こちらは以前「有職畳(ゆうそくたたみ)」というタイトルでご紹介したものになります。

畳半畳ほどの大きさのもので、神社で祝詞を奏上する際に使用される畳になります。

 

今回ご紹介する「二畳台」も神社で祝詞を奏上する際に使用される畳になるのですが、その仕様は異なります。

皆さん!どの部分が前回の畳と違うか分かりますか?

 

この部分を見ていただけば分かりやすいかもしれませんね!

 

正解は畳の厚さです!

前回は紋の数が一つですが、今回は二つになっています。

つまり、前回は半畳の畳を一枚使って製作していたのに対して、

今回は、半畳の畳を二枚重ねて製作しているんです。

なので大きさは同じでも、重さは2倍!

一畳分の重さがあるんです。

 

製作にあたって、神社の方と様々な確認をしていきます。

・紋の大きさは?

・一辺の紋の数は何個?

・畳の厚さ(側面は何紋分)?

・表面と裏面はどのような仕様にする?

この他にも詳細をお聞きして、しっかり製作して納めさせていただきました!

 

皆さんが神社やお寺へ行かれた際は、ぜひ足元の畳にも目を向けてみて下さい!

神社やお寺には、普段皆さんが見ている畳とは違った形の畳があると思いますよ!

 

本日は御覧いただき、ありがとうございました!