藺草農家さんとの意見交換会

いつもありがとうございます。

電車通りの畳屋さん岡部栄太商店です!

 

「一月往ぬる二月逃げる三月去る」といいますが、本当にあっという間に2月も終わろうかとしていますね。

当店も正月明けから日々の仕事をこなしていく中で、ホームページでの皆様への「お知らせ」が滞っておりました。m(_ _)m

あらためまして、今年も一年よろしくお願い致します。

 

さて、そのような日々の中で皆様にお知らせしたいことがありましたよ。

そのお知らせしたいこととは「藺草農家さんとの意見交換会」です。

 

 

この意見交換会は長崎県畳工業青年部と全国い産業連絡協議会で2日間にわたり長崎で実施されました。

全国い産業連絡協議会の皆さんは、熊本県(八代市)から来崎された藺草農家さんで、各自ご自身がつくられた畳おもて持ってきていただいていました。

 

1日目は藺草農家さんのお話が中心となり、主に持ってきていただいた畳おもてについて説明を受け、

2日目は場所を長崎県畳工業青年部メンバーのお店に移し、実際に畳を製作しながら「どういう商品(畳おもて)がお客様に喜ばれているのか」などをお話をしました。

 

今回の意見交換会の中で感じたことをお話する前に、まずは「畳おもての流通」についてお話したいと思います。

「畳おもての流通」は主に

  生産者(藺草農家さん) → 卸売業(問屋さん) → 畳業者 → お客様

という流れになります。

このため、

  ● 生産者(藺草農家さん)は、卸売業(問屋さん)「良い商品(畳おもて)を高く買ってもらう」

  ● 卸売業(問屋さん)は、畳業者 「良い商品(畳おもて)を高く買ってもらう」

  ● 畳業者 は、お客様 「良い商品(畳おもて)を高く買ってもらう」

となっていくわけですが、

今回の意見交換会でお話を聞いていると、この「良い商品(畳おもて)について判別するにあたり、卸売業(問屋さん)と 畳業者 では、商品(畳おもて)の良し悪しについて、どのポイントに注目しているのかが少し異なっているように思いました。

 

今後お客様にさらに「良い商品(畳おもて)をお届けしていくためには、畳業者と生産者(藺草農家さん)だけではなく、卸売業(問屋さん)を含め、流通に携わる全体で意見交換会が必要だなと感じた次第です。

 

本日は御覧いただき、ありがとうございました!

(全体的に写真が少なくなりすいません。2日目は当店にも藺草農家さんがお越しいただき様々なお話をしましたが、話に夢中になり写真を撮影しておりませんでした。 (T_T) )