いつもありがとうございます。 電車通りの畳屋さん岡部栄太商店です!
今回は、いつもご注文いただく畳とは趣きの異なる畳についてです。
お客様からいただいたご注文内容は、
「縦 × 横の大きさが、30㎝ × 40㎝」
「畳の厚みは、5㎝ 前後」
「畳の縁は金色の柄がよい」
と、いうものでした。
皆さん、何に使用される畳かお分かりになりますか?
正解は ...
五月人形の飾り台となる畳でした!
今回、使用した畳縁は「金七宝」という紋縁になります。
この紋縁は神社やお寺の畳、お座敷の床の間などに使われるもので、一般の畳と違い”大きな紋”が特徴的ですね。
紋縁を使用して畳を製作する場合には「縁の幅」・「四隅」・「畳の厚さ」など、この紋が見える場所に神経を使い、
如何に” 紋 ”をきれいに見せるかということが重要になります。
このため大きさが一般の畳に比べて小さいものでも、製作に費やす時間は何倍もかかってしまうんです。
このような特別な畳がご要望の場合には、ご注文をいただいてすぐに納品というわけにはいきませんので、
お早めにお客様の要望(大きさや形など)を伝えていただき、製作にかかる時間や金額などを確認するようにして下さいね。
本日は御覧いただき、ありがとうございました!